アームブラスター

アームブラスターとは種目名ではなくトレーニングギアの名称です。


<アームブラスターを装着してカールするシュワルツネッガー>


現在、上腕屈筋のトレーニングとしてバーベルカール、コンセントレーション・カール、ハンマーカールを行っているのですが、時々無償にプリーチャーカールをしたくなる時があります。

しかし、狭いホームジムにプリーチャーカール台を置くわけにもいかないのであきらめていたのですが、ある時ふと思い出したのがアームブラスターでした。



数年前まで雑誌アイアンマンに広告が出ていたので、ご存知の方も多いと思いますが、現在は国内販売しているところはないようで、私は運良くヤフオクで見つけることが出来ました。





このようにW型に湾曲した金属板(ステンレスかな?かなりしっかりしてます)に、調節可能なベルト状のレザーストラップがリベットで打ち込んである構造で、重さは2キロほどあります。

肘が当たる部分には薄いパッドが付いています。


このように首からぶら下げます。



プレートのくぼみに肘をあて、カールするだけです。



横から見るとこんな感じ。
Wバーのページでも書いていますが、カールをする際、肘(カールの中心点)が体軸の後方へ逃げないようにすることが重要なのですが、これを装着するだけで、それを防ぐことが出来ます。



普通にカールすると、このようになるわけですが、このフォームだとプレートの上に肘が乗っかってしまい負荷が逃げてしまうため、このギアの利点を殺してしまうばかりか、普通にカールするより楽になってしまいます。


しかし 、このように若干前傾することでプリーチャーカールに近い状態に持っていくことができ、負荷を二頭筋に集中させることができるわけです。
上のフォームとこのフォームとでは、同じ重量でも二頭筋にかかる負荷に雲泥の差があります。




自分にあったポジション、フォームを見つけることで、よけいな部位に力を入れずにカールに集中できるためトレーニングしやすいです。もちろんダンベル・カール、ハンマーカール、リバースカールなど、カール系には全て応用できます。

これから腕のトレーニングのメイン種目になりそうです。(2007年1月19日)

                          戻る