ドリアン・ロウ |
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私の好きなトレーニングの一つにバーベル・ベント・ロウがあるのですが、その中でもドリアン・ロウと言われている方法が好きです。 かの有名なボディビルダーDrian Yatesが行っていたことで、この名前がついたらしいです。 普通のベント・ロウと違いアンダーグリップ(逆手)でバーを握りベント・ロウを行うのがドリアン・ロウで、どこがどう違うのかは、ネット上調べれば書いてるサイトはいくらでもあると思うので、ここでは私がどう行い、どう感じたかを書きます。 ![]() 手幅は肩幅と同じくらいで、アンダーグリップでバーを握ります。 別にコレより広く握っても、狭く握ってもいいです。 要は自分がやりやすくて、効かせやすけりゃいいんです。 ![]() スタートポジション 体は写真くらい起こします。 起こしすぎるとシュラッグみたいになってしまうので、広背筋に刺激を与えるにはこのあたりが限界かな・・・ 姿勢は尻を突き出して、膝を軽く曲げ、胸を張るようにします。 ![]() トップ・ポジション バーはヘソ下あたりに引きます。 この時、バーを太ももに擦らすように引っ張り上げること、肘を思いっきり後ろに引き、肩甲骨を真ん中に寄せるように意識することがコツ。 普通のベント・ロウ(以下 普通ベント)と違うのは、このポジションでの感覚で、逆手で握っていることにより肘をより後ろに引くことができ、脇をしめることもでき、そのため広背筋、僧帽筋が強く収縮します。 それに加え二頭筋が関与してくるため、普通ベントより高重量を扱うことができるので、前記の理由と相まって強烈な刺激を広背筋に感じることができます。 あと引っ張り上げる時は、基本的に軽くチーティングします。 チーティングしないと、ちょっと辛いくらいの重さでやってます。 ![]() ゆっくりと下ろし、ボトムでは広背筋、僧帽筋をストレッチさせます。 引っ張る時(ポジティブ)は少しチーティングを使って爆発的に引っ張り、下ろすとき(ネガティブ)はゆっくりとコントロールして下ろします。 このことは全ての種目において意識しています。ネガティヴ重視です。 なぜなら伸展性収縮(ネガティブ、エキセントリック・コントラクション)では、短縮性収縮(ポジティヴ、コンセントリック・コントラクション)より多くの筋繊維が動員され刺激が強いためです。(常識ですな、すいません) というわけでポジティブ動作は多少乱暴でも、ネガティヴ動作は丁寧に行うように意識してます、はい。 ![]() 【2006/10/19 現在のメニュー】 120kg×8〜10reps×3sets 戻る |