ホームジムの欠点
   
 

基本的にいいことが多いホームジムですが、不便なことが全くないわけではありません。
ここでは、ホームジムでトレーニングしていて不便に感じたことを書きますので、これからホームジムを作ろうと考えている人は参考にしてみて下さい。



【その1・プレートの付け替えが面倒くさい。時間がかかる。】
これはウエイトスタック式マシンや、油圧式マシンなどを使っている人には関係ない話ですが、フリーウエイトの方には大いに関係ありです。

●例えば、190キロでトレーニングをやったあとの片付け。
疲れきった上に、190キロ分のプレートの片付けをしなければ・・・・

●例えば、120キロでベンチプレスをやった後に、ショルダープレスをやる時。
一旦120キロ分のウエイトを全部外して、セイフティーバーの位置を変えて、バーをセッティングし、プレートを再度セッティング・・・

文章にすると大したことなさそうですが、種目が変わるたびに、はじめからセッティングし直さなければならないのは正直面倒です。ここに書いたのは一例ですが、とにかく高重量でやる人ほど負担が大きくなります

私は「トレーニング時間は短かければ、短いほどいい」という考えで行なっているのですが、やってる内容(トレーニング量)の割に時間がかかります。それは、このセッティングに時間を取られるからです。

ダンベルカール一つするにも、いちいちスクリューダンベルに何枚もプレートをはめなければならず、また、終われば外して片付けなければなりません。

部屋が広い人は、ダンベルくらいならプレート付けっぱなしで転がしておいてもいいかもしれませんが、うちは5畳半なのでそういう訳にもいきません。

我が侭な話なのかもしれませんが、フリーウエイト・オンリーでトレーニングしなければならない場合の大きな欠点と言えるでしょう。



【その2・家に傷がつくことがある】
注意していれば防げることですが、注意していても起こるのがアクシデントです。
特に狭い部屋でトレーニングしている場合は、アクシデントが起こりやすいです。

私が実際に経験したのは、ベンチプレスを終わった後にプレートを外していた時のことです。
その時は少し疲れていたこともあり、他事を考えながら片付けをしていました。
左右同じようにプレートを外さなければいけないのですが、片方に20キロプレート2枚付いているのを1枚しか付いていないと勘違いして、反対側を全部外してしまった瞬間に、シャフトが勢いよく傾き、壁に叩き付けられるように激突・・・


見事に壁に穴があきました。

狭い部屋でバーベルシャフトを取り扱う時は、窓や壁、蛍光灯には十分に気をつけなければいけません。(2007.9.1)

続く

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