見てきました"ROCKY THE FINAL"
個人的には、非常に感慨深い作品でしたよ。

【パンフと携帯ストラップ買っちゃいました】
ロッキーのモチベーションの源である最愛の妻エイドリアンは既に他界しており、ロッキーは彼女との思い出の場所を訪ね歩いたりするんだけど、そういうシーンはシリーズを見てないとイマイチ悲哀さが伝わらないと思うし、本作の重要人物であるマリーも、シリーズを見ている人には「ああ〜あの時の・・・」とすぐに分かるが、見てないと「誰?」ってことになりかねない。
過去作品へのオマージュが一杯のこの作品は、ROCKYに対する思い入れの深さで感動の度合いが変わってくると思います。
「スタローンと出会わなければ、今の俺はいない」
というほどの信者である私にとっては、感動したというより
「もうこれでロッキーは本当に最後なんだ。スタローンの体を張った映画は見ることはできないんだ・・・」
という、えも言われぬ寂しさが込み上げてくる映画でした。
私は中学生の時にロッキー、ランボーといったスタローン映画に出会い、人生が変わるほどの影響を受けました。
スタローンに出会わなければトレーニングもしていなかったと思います。
ドルフ・ラングレン、ジャン・クロード・ヴァン・ダム、ウェズリー・スナイプス、スティーブン・セガールなどアクションスターは数多くいますが、彼のように「熱さ」と「強さ」と「優しさ」「悲哀」を感じさせ、見るものに勇気を与えることのできるアクターはスタローンだけ。
私が出会った時、彼は全盛期。その肉体ははち切れんばかりでパワーがみなぎっていました。
「俺もあんな体になるぞ」
「俺の目標はランボー」
と公言してきました。
今回のスタローンは、60歳とは思えないほどの素晴らしい肉体でしたが、全盛期を知るものとしては寂しさを感じずにはいられませんでしたね。
スタローンの新作をチェックするのがライフワークである私にとって、"ROCKY THE FINAL"は、ある意味本当にFINALになってしまうんですね。
しかし2008年には"RAMBO 4"が公開予定です。まだ楽しみは残っています(^^
|